17Dec
平日は朝起きて、仕事をして、帰ってきてテレビを見る。
不満はないけれど、毎日が同じことの繰り返し。
そんな毎日に新しい変化を求めているけれど何から始めたらいいかわからない。
そんな方におすすめしたいことを具体的にお伝えしようと思います。
目次
1. 自分のやりたいことを知る【100リストを書き出す】
今まで気づかなかった自分を知るためにはまず自分の好きなことを書き出してみましょう。
新しい発見や改めて自分を理解するきっかけになることでしょう。
まずは新しいノートを用意します。まっさらな気持ちになって始めます。
用意ができたなら、欲しいものややってみたいこと、行ってみたいところなど思いつくままに書いていきます。
些細なことから大きなことでも思いついたことをひたすら書きます。
書いてから訂正するのは何度でも大丈夫。
自分のやりたいことを明確にさせるために具体的に書いていきます。
30リストくらいはあっという間に書き出せます。
しかし、100リストとなると何日もかかってしまいますが、最後まであきらめずに書いてみます。現実離れしたものも出てくるかもしれません。100リストになるまで書いていくことで、自分の現状とのギャップに気づき、未来へ続く自分の人生を考えるきっかけになることでしょう。
リストを書き進めてみて、やりたいことが出てきたとき、それを目標にして
「いつまでに、何を、どう実現させていくか」を考えていく必要があります。
2. 本を読み世界観を広げる【インプット】
続いて、やりたいことがいくつか出てきたところで、それを実現するための方法を学びにつなげましょう。
学びにも方法がありますが、
「本を読む」ことで今までの自分にはなかった新しい価値観や思考、知識が蓄えられます。
本を読んでいくことで簡単に今まで自分にはなかった知識が手に入ります。
自分の中にある思考だけでいることは
「都合の良いもの」
「居心地の良いもの」
「楽なもの」
を選択し続けてしまい自己成長には繋がらず、凝り固まった概念や価値観を持ちあらゆるチャンスを逃してしまいます。
そこで、本を読めばその本の作者が長い期間をかけて得た知識を今まで自分では知りえなかったことや、気づかなかったことを知ることができます。
新しい価値観を持つことは良い刺激となり、新しい体験や考え方を「インプット」できるようになります。
すると、今まで興味のなかった分野の情報が目の前に現れた時に、新たな気づき、思考や概念を与えてくれるきっかけになり自己成長に繋がります。
その中でも自己成長させるためにおすすめの本は「考え方や生き方のわかるような本」です。
充実した仕事や人生を築きたい方には自分を見直すきっかけにもなるでしょう。
例えば
営業職の人なら、マーケティングや話し方に関する本
独立や起業に興味がある人なら経営者が書いている考え方のわかる本や起業したい人向けの本
も多く出ています。
自分がどんな分野に興味があるのかがわかれば、その分野を多く読んでいくことをおすすめします。
3. 得た知識を身につける【アウトプット】
本を沢山読み新しい知識を得たとしても、記憶としてとどまっていなければ元の自分にすぐに戻ってしまうかもしれません。
けれども、「アウトプット」することで得た知識を経験したかのように記憶に定着することが出来ます。
毎日の生活や仕事でも繰り返しやっていることは無理なく体で覚えているものです。
本を読んで得た新しい情報を自分の中に知識として取り入れるためにも身に付けていきたいものです。
まず、本を読んでみて自分なりの「意見を持つ」ということです。
本の内容を考えながら本を読みます。ただ読んだだけとは違い、考えながら読むことで知識を活用する力を得られます。
意見や疑問を持ち読み進めていくことで、本の内容を理解したり整理したりして自分の考えをさらに深めていきます。
二つ目は「人に伝える」ということです。
人に伝えるためには、声を発して直接人に話すことで記憶にとどめる方法やSNSやブログで発信し文章を書くことで記憶にとどめるという方法があります。
それぞれ、アプトプットだけでなく、文書読解力や語彙力が増え、自分の意見を考えながら伝えることで自分なりに本の内容が整理されて考えをさらに深めることにもなります。
三つ目は本を読んで感銘を受けたことを実践してみる。
例えば、
ビジネス書で仕事に役立てることがあれば、その作者のマインドを行動や選択の参考にして、実際に自分のスケジュール管理で試してみるなど、習慣化していくことで行動や考え方が変わり成果につながっていくでしょう。
それが、身についた状態です。知識を身に付けることを最大限に考えてアウトプット方法を考えてみましょう。
4. 生活を見直す
毎日の行動習慣を見直してみましょう。
人生を変えるには普段の生活を見直すことが先決です。
新しい習慣を少しずつ積み重ねていき、それが成功体験ならば物事を前向きに捉えて、新しい自分に出会うきっかけとなります。しかし、意志の力だけでは習慣にならずに三日坊主で終わってしまうことも。
生活の効率や質を上げるために毎日をより良くする一歩を踏み出しましょう。
1.朝すっきり起きるために
①目覚ましのスヌース機能は一回までにします。
起きては寝るという浅い眠りを 何度も繰り返してしまうとかえって眠たくなってしまい、すっきり感が損なわれてしまうので、目覚ましがなったら一度で起きましょう。
②起きたらカーテンを開けて朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。
生活 リズムを作るためには欠かせません。たとえ曇りや雨でも室内照明より高い照度 を持っています。
③バランスの良い朝ごはんを食べましょう。
よく寝れない人や一日中だるい人は栄養バランスが偏っているのかもしれません。朝食を抜いたり、菓子パンですませていませんか?ご飯やみそ汁、納豆などシンプルでも良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルを朝食に取り入れましょう。血行を良くして脳や体にエンジンをかける役目があります。
④メイク・洋服で身だしなみを整えます。
身だしなみはその日一日の印象が決まります。見た目を整えることで周りの人への良い印象を与え、気遣いにもつながります。外見を整えることで気持ちが引き締まります。
2.質の良い睡眠をとる
①睡眠時間を確保しましょう。
人によって適度な睡眠時間は変わってきますが、八時間程度と考えると、人生の三分の一が睡眠に費やされます。睡眠は毎日の疲れをいやす大切な休息時間です。質の良い眠りが体と心の健康を作る大切な時間です。
②パジャマ、寝具は寝心地の良いものを選びましょう。
パジャマはゆったりとして締め付けのないもの、寝具の寝心地も重要です。肌触りの良い素材や機能、季節にあったものを取り入れることでリラックスして眠ることができます。
熟睡できた朝は目覚めも清々しく、健康的な毎日を過ごせます。
3.有効的に時間を使う
①時間の使い方が上手な人は迷うことなくやることをすぐ片づけています。
基本的に連絡が早い人の特徴です。やろうと思っていたことを後回しにせず先に終わらしてしまう。ながらスマホ、ながらテレビなどの無駄な時間を無くしてやることを把握して時間を有効的に使います。
②隙間時間を使ってやれることをこなしていく方法があります。
事前にすることを決めておくことで通勤時間、朝の準備の時間、帰宅してからの隙間時間など少しの時間、手が空いたときに決めておいたことをやってしまうのです。一つ一つは短い時間でも一日でトータルすると有効な時間の活用方法となります。
③早起きは三文の徳。
朝早起きをしてすっきりとした気持ちのよい時間が過ごせます。また、朝活にチャレンジするなど、まとまった時間を確保でき快適な毎日を送ることも出来ます。
自分の健康やスキルアップの為に、朝方の生活に見直すことで日中の仕事のやる気にもつながります。早起きをすることで朝は脳が活性化して集中しやすかったり、生活リズムが良くなったり、夏場では涼しくて過ごしやすい時間帯でもあるので朝の運動にも最適です。
5. 不要なものを捨ててスッキリさせる
お部屋が物に溢れていたり、バッグや机、クローゼットの中にも沢山の物で溢れていたりと今の自分に必要のないものが貯まっているかもしれません。
また、物に限らず人間関係や環境を変えた方が良い時もあります。
何かを捨てることに戸惑いや罪悪感を感じてしまう人は、捨てるものに対して感謝の気持ちを抱いたり、自分なりのお別れの儀式をしたりすると良いです。
「今まで役に立ってくれてありがとう」
「今まで一緒にいてくれてありがとう」
と感謝の気持ちを心の中で伝えながら捨てると、捨てる瞬間は辛い気持ちになるかもしれませんが、捨てた後はスッキリとした感覚が湧いてきます。まずは捨てるものを見定めましょう。
一年のうち一度も使っていない食器や手芸の材料や文房具、
一年に数回しか使わない日用品、
本や雑誌も次々と溜まってしまうので思い切って処分します。
本やリサイクル業者に引き取ってもらうのもエコで経済的です。 捨てることのメリットは片づけや掃除が楽になり、気持ちもスッキリします。沢山あることで今まで迷っていた時間も短縮できます。
沢山の物に囲まれて幸せ、居心地が良い、安心する感覚があるならそのまま暮らしていくことはできます。しかし、覚悟を決めて物を捨てられれば、整理整頓したシンプルな暮らしに居心地のよさを感じられ、自分自身を見つめなおすきっかけにもなり、スッキリした気持ちの良い感覚を味わうことができます。
6. スキルを身に付ける
仕事上ではどんなスキルを向上させられるのでしょうか。
スキルアップして自分の価値を高めていきます。仕事に慣れて自分の裁量で仕上げられることが増えてきたのでもっと上のステージへ上がりたいと思い始めた方や自分の実績を上げて後輩の指導もしていきたいと考えている方は改めて見つめ直しましょう。
① コミュニケーション能力を上げる
お客様や周囲のメンバーとの信頼関係を築き意思の疎通を行い円滑にコミュニケーションします。
新たな仕事を任せてもらえるようになり、困ったときには協力が得られ助けてもらえます。
または、他の人と協力し合えるので仕事の効率が上がります。
「聞く」相手の話をよく聞き、相手の気持ちに寄り添い立場に共感することで真意をくみ取っていきます。
トップセールスになるほど、相手の価値観や悩み、ニーズをじっくり聞きます。
「話す」コミュニケーションを身に付けて相手と信頼し合える良好な人間関係を作っていきます。
② ロジカルシンキングを会得する
ロジカルシンキング(論理的思考)は問題解決にあたり、情報を分類・整理してわかりやすく論理的に解決策を検討することです。
物事を効率的に整理して考えて、まとめた上で人にわかりやすく伝えることが出来るようになると、仕事でもプライベートでも色々なことをスムーズに運べるようになります。
すると、周りの人から理解を得やすいので協力してもらいやすくなります。
③ 質問力を高める
質問力高めることで相手から情報や本音を引き出したり、相手が自分では気づいていない「課題や問題」を具現化することのできるスキルです。他者にだけでなく自分にも使えます。
質問をするときには、目的や相手の状況によって聞き方や聞くタイミングを使い分けましょう。
また、答えやすい質問をします。多忙な人へ質問するときには、
「ここまでわかるのですが、ここからはわかりません」
などと前置きを伝えてから話し始めることが良いでしょう。
質問をすることで起こるメリットは、質問相手の価値観を知ることができます。
目標達成や問題解決に向けたアイデアを出せるようにもなります。
そして、視点や発想を切り替えられるようになり、可能性を広げることもできます。
理解・共感を深めることも可能になります。
④メンタルトレーニングをする
イメージトレーニングやリラクセーション、プラス思考といった心理的スキルを身に付けて人の心の動きや変化の原則を知り、人間関係を良好にしていきます。
自分自身の心が整い、緊張やプレッシャーに強くなります。
感情をコントロールできると周囲との人間関係が良くなり、仕事で我慢や冷静さが必要な時でも安定した心理状態を保てるので、自分の能力を最大限に発揮することが出来ます。
⑤ リーダーシップを取る
組織の目標達成に向けてチームのメンバーを導いていく存在です。
結果を出すことだけを考えるのではなく、その過程でメンバーが成長できるように導いていくことも必要になっていきます。 リーダーシップの能力は組織の方針を示して方向づけます。
そして、メンバー全員が働きやすい環境を作っていきます。
仕事の手本を見せつつ周りのモチベーションも引き出すと同時に個人の自発性も引き出していきます。
リーダーシップでは個性を生かしてチームをまとめていくので、正解はありません。
率先して引っ張ってくれるタイプや励まして後押ししてくれるタイプ、温かく見守るタイプなど様々です。
真似したいリーダー像をイメージしてチームをまとめていく必要があります。
7. 新しい自分の目標を設定する
仕事や日常生活において
「自分が実現したい目標」
「叶えたい願望」
「達成すべき課題」
「目の前に起こる問題解決」
などをクリアさせることを目標に置きます。
やりたいことリストにある項目を設定していきます。
設定するポイントとして現在の実力より少し上のレベルでなおかつ頑張れば達成可能であるものを決めます。
さらに、目標を達成させる方法を考えてその過程で別の課題に直面すれば創意工夫して解決できるよう設定します。
少し難しい目標ならば、始めからすべてをクリアさせようとせずに細分化した目標も立てて、小さな成功体験を積み重ねていくことも必要になってきます。
8.継続させるには
何事も行動しなければ始まりません。
最初に書いた【やりたいこと100リスト】から導き出した目標を実現させるために毎日コツコツとやってきましょう。
才能が無くても継続できれば大抵の事は結果がついてきます。
「継続させる」ためには【やりたいこと100リスト】のノートを見直して願望をイメージして、改めてなりたい自分に気づきそれに向けて無意識に行動できるようにまで日常化させます。
毎日無理なくできるように環境に整えていくことも大事です。
今日はやらない日、明日はやる日などオンオフを決めて無理のない計画を立てていきます。
自分の描いた目標を達成させて充実して生き生きとした生活を送っている自分を思い描き、モチベーションを保ちながらやっていきましょう。