6Feb
ハンドメイドをインターネットで売ってお小遣い稼ぎにしたい!
自分の作品を認めてもらいたい!
ハンドメイドのサイトを見るとアクセサリーやネックレス、バックや雑貨など様々なものが売られています。 数万点、数十万点の作品が出品されていて、クオリティの高いものや作家さんのセンスの光るものなど素敵な作品が目に止まります。
これからハンドメイド販売を考えている方や周りで販売を考えているという方はいませんか?
魅力的な作品が数多くある一方で、思ったより売れないという声も多く聞かれます。
ハンドメイド作品を出品すればすぐに買ってもらえて、お小遣い稼ぎになるのではと軽い考えで始める人も多いですが、実は、売れる商品やニーズのある商品などがいくつかあります。
ハンドメイド作品を作る側にはそのコツを得て販売していくことが必要なのです。
そこで、「売れるハンドメイド作家」になるためのポイントを紹介したいと思います。
目次
【ポイント1】 売れる「ジャンル」のものを作る
サイトにもよりますが、ハンドメイド作品を購入するお客様の客層は10~30歳代の女性が多いです。
そのお客様に好まれるものが売れるジャンルになります。
よく購入されるジャンルのものはアクセサリー、雑貨や小物、バッグです。 日常的に使うものや気軽に身に付けられるものの売れ行きがいいです。
そのため、出品数も相当多いです。その中で自分の作品を見てもらうには、お客様の印象に残ったものを出品する必要があります。
逆にあまり購入されないジャンルはアート作品、人形・ぬいぐるみ、アロマ・キャンドルなどです。
作品数が少ないため、上手くファンがつけば、多くのお客様に作品を目にしてもらう可能性は高いでしょう。
【ポイント2】 ハンドメイドならではの「ここにしかないもの」を作る
在宅でお小遣い稼ぎに始める人も多いハンドメイド業界ですが、試しに作ってみたものをそのまま販売しても見向きもされません。
自分が作れそうな作品が売っていたとして、わざわざお金を払ってまで購入しようとは思わないと思います。 何度も練習をしていって納得したものを商品として出品することが最低条件です。
売れないものをいくつも作って在庫に溢れてしまったり、材料費ばかりがかさんでしまったりということもあります。
作ったものがいくつも売れ残ってしまうのは悲しいですよね。
売れる作品にするにはどうしていったらよいのでしょうか。
まずは、壊れにくいものです。そして、仕上がりの良いものであることは絶対です。配送途中に壊れてしまって、お客様の届くときには破損していたのでは困ります。
ハンドメイド作品が完成してからも、不備がないかチェックすることは大切です。
個人で販売するには、よほどお客様の趣味と一致していなければ、購入には至らないでしょう。そのためには、お店に売っているものよりも秀でている部分を考えていかなくてはなりません。
価格なのか、見た目なのか・・・
利益を多く取るのであれば、クオリティを高めることを考えます。
クオリティを高めるためには、新しい技術や、目を惹くための工夫をこらした要素を取り入れるなどお客様に購入してもらえそうなものを作り上げていく必要があります。
また、これから作っていくコンセプトも考えていきます。
コンセプトがしっかりあることで、作風がブレずにいると、作品を作りつづけていっても同じ作風に仕上がるので、お客様に与える印象が変わりません。この作家さんはこういう作風だなとお客様に思ってもらえることが大事です。
その作風を好きになってもらえることで、あなたの作るハンドメイド作品のファンが増えていきます。
【ポイント3】出品する作品数を増やす
作品数も大事です。作品数が多いほど、お客様の目に触れる可能性が増えます。 また、数ある作品を見比べていくうちに作風も伝わっていきますし、少ない作品から選ぶのと、沢山ある作品の中から選ぶのとでは購入する側が選ぶ楽しさも変わってくると思います。
また、数多くあることでお客様のさまざまなニーズに答えることにもつながりますので、作品数を増やして多くのお客様に見てもらいましょう。
けれども、100点以上もあると、多すぎて迷ってしまい、購入意欲が低下してしまうことも考えられますので、適度な量のハンドメイド作品を作って出品していきましょう。
【ポイント4】クオリティの高さ
自分で作れそうなものや良くありがちなデザインのものが売っていても、その作品を見ているお客様の目を惹くことはなかなか難しいでしょう。 作り手の思いがこもったアレンジポイントがあると、買い手に一目置かれる存在になります。
他の作家さんにはない工夫を取り入れることで、作品の価値が上がります。
また、出品している掲載写真のクオリティが低くても購入しようと思わないものです。作品がぼやけていて素材感がわからないものや、背景ばかりが目立っているなど作品の情報が少なくても売れません。 シンプルでおしゃれな雰囲気の背景に、素敵な作品の掲載写真であれば、お客様が購入したいと思ってくれます。
そのためには、写真のピントが合っていることはもちろん、作品の素材感が伝わるものの方がお客様には喜ばれます。また、背景はハンドメイド作品が際立つようにシンプルなもので、おしゃれな雰囲気を醸し出している方が良い作品に見えます。
【ポイント5】SNSで情報発信
インターネット販売は直接のやりとりではないので、どのような人が売っていて、どのような思いが込められて作った作品なのかが、伝わりにくいのです。それが、企業などが関わらない個人の作品となれば、なおさら販売ページだけを見てすぐ購入に至るということは稀です。
お客様との信頼関係が築けていれば、購入してもらう可能性は高まります。全く知らない人から購入するのと、好きな作家さんから購入するのとではお客様の感情に違いが出てきます。
そのために、SNSやブログなどで、自分がどんな人柄であるか、どんな思いを持って作品を作っているのかなど、作品を通して様々な情報やエピソードを知ってもらうことで、作品に興味を持ってもらえるきっかけになるように活用していきましょう。
情報を発信する内容はお知らせとして、新たに作品を販売した場合に伝えていきましょう。作品の制作秘話やその作品に対する思いやストーリーなどといった、掲載されている写真だけではわからない出来事を伝えるのもいいと思います。
そして、作品がアクセサリーなど身に付けるものの場合にはファッションの一部としてどのように取り入れたらよいのか、お客様のヒントとなるようなセンスの良い着こなしを提案していくのも、新たなファンの獲得にもつながっていきます。
また、コメント欄を利用してコミュニケーションツールとして使っていくのも一つの方法です。お客様と直接やり取りをすることで身近に感じてもらい、興味を持ってもらえます。
ハンドメイド作品を買ってくれるお客様は、作品と同じくらい作家さんのことも好きになってくれます。
知名度を高めていくにはSNSで情報発信することが大切です。
作家活動をしていることを印象付けるためにも、こまめに更新して情報を伝えていきましょう。
【ポイント6】 作品の発送
注文したハンドメイド作品が手元に届くときは、お客様にとってお店で購入した時と同じ気持ちです。
販売する方は、作品を作るだけでも大変なのに、配送作業がさらに手間に感じるかもしれませんが、お金を払って作品を購入してもらうことを考えると最後まで手を抜けません。
梱包が雑だったり、シンプルすぎると開封した時にがっかりしてしまい、次回もう一度この作家さんから買いたいという思いが薄れてしまうかもしれません。 丁寧に梱包されていたり、おしゃれな包装だったりすると嬉しくなります。
購入したものが良品であることはもちろん、さらに一言メッセージが入っていたりすると、よりお客様に喜ばれます。
それ以外にも作品に込めた思いがかかれているメッセージや可愛いマスキングテープが使われていたりすると購入したお客様も箱を開けてみて嬉しい気分になります。
購入してもらえた時に備えて、梱包するための包装資材やメッセージカードなどは事前に用意しておきましょう。
ささいなことでも喜んでもらえるように準備しておくことは大切です。その積み重ねがファンを増していくのです。
まとめ
ハンドメイド作品は作品が良いだけではなく、作家さんとの関係が近ければ近いほど、お客様も好きな作品を購入してくれます。 売れるためのコツを参考にして、これからのハンドメイド販売を充実したものにしていってください。 思いのこもった作品を手にするお客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら、一生懸命作った素敵な作品を売っていきましょう。