6Feb
家庭と仕事を両立するためにハンドメイド作家としてやってみたい!
自分のハンドメイド雑貨を売ってみたい!
収入を得られる!
自宅で空いた時間を使って気軽に始める人が多いハンドメイド作品の販売のお仕事。 作るのが楽しくて、いくつかの作品を作ってみては出品を繰り返し、意気揚々とやっているうちに・・・。 すぐに収入に結び付くのは、ごくわずか。
ハンドメイド販売では、収入につなげていくために7つの方法を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
目次
1. 作品を作る
自分が欲しいものや作りたい作品があるのなら、ぜひそれを元にリサーチします。 youtube にも作り方が公開されていたり、ハンドメイドの本や雑誌も出版されているので参考にしてみましょう。
参考にできるものを見つけたら、まずは一度作ってみます。最初から成功するとは限りません。
けれども、何度か作ってみて完成したら嬉しいものです。その嬉しさを次につなげて、作っていくうちに仕上がりがどんどん上達していきます。 諦めずに作品作りに挑戦しましょう。
2. 安全なものを作る
不安定なものや壊れやすい作品だとすると、やっと作った作品がお客様の手元に届くころには破損しているかもしれません。
もしくは、使うとすぐ壊れてしまうものであったらせっかく購入したお客様は悲しくなってしまいますよね。 出来上がった作品がどれくらいの耐久性があるか、使う上でどの程度の強度が必要なのか、安全であるかは作り手のあなたが確認するしかありません。
購入した方がどのような扱い方をするかはわかりません。壊れて怪我をしてしまうことも考えられるので、最善の注意を払うことが大切です。
作品が完成したら、周りの人にも触ってもらうなどチェックをしてもらうのも一つの方法です。
3.ハンドメイド作品のサイズ
作品が売れて発送しようとしたら、送料が思ったよりも高くかかり、結局、利益が出なくて赤字になってしまった。
そんなことになっては、これまで今まで作ってきた作品を購入してもらったのに、残念な気持ちになってしまいますね。
作品のサイズに合わせて、送料が変わってきます。 仕上がった作品をどの大きさの箱に梱包することになるのかを試してみた上で、送料がいくらかかるのかを前もって計算しておきましょう。
販売する値段設定の目安にもなりますので大切なポイントです。
サイズ・重量★ 規格内:縦34㎝×横25㎝×厚さ3㎝、1㎏
規格外:4㎏
配送料 ★ 120円~
保証・追跡 ★ なし
サイズ・重量★ 縦+横+厚さ=1.7m、3㎏
配送料 ★ 180円~
保証・追跡 ★ なし
サイズ・重量★ 縦25㎝×横17㎝、厚さ2㎝、1㎏
配送料 ★ 180円
保証・追跡 ★ なし
サイズ・重量★ ライト:A4サイズ、厚さ3㎝、1㎏
プラス:A4サイズ、厚さ制限なし、4㎏
配送料 ★ ライト370円
プラス520円
保証・追跡 ★ あり
サイズ・重量★ 縦34㎝×横25㎝、厚さ3㎝、1㎏
配送料 ★ 188円
保証・追跡 ★ あり
サイズ・重量★ 60サイズ(長辺34㎝、厚み3㎝)、1㎏
配送料 ★ 厚さ1㎝250円
厚さ2㎝310円
厚さ3㎝360円
保証・追跡 ★ あり
サイズ・重量★ 縦3.1㎝×横22.8㎝×厚さ2.5㎝、1㎏
配送料 ★ 385円
保証・追跡 ★ あり
サイズ・重量★ 通常:縦20㎝×横25㎝×厚さ5㎝
薄型:縦24.8㎝×横34㎝
重量制限なし
配送料 ★ 610円割引あり
保証・追跡 ★ あり
サイズ・重量★ 60~160サイズ (縦・横・高さの合計が160㎝以内、 かつ25㎏)
配送料 ★ 924円~割引あり
保証・追跡 ★ あり
送料を安く抑えるのか、補償や追跡サービスをつけて万が一の時に備えるのかを決めておきます。
万が一、お客様が届いた箱を開封した時に作品が破損していたら、再度作品を作り直して送る必要が出てくるかもしれません。
そうなれば、倍の金額がかかってきますし、その分の時間と手間も倍以上かかってしまうでしょう。そのリスクを考慮したうえで、決めてみて下さい。 作品の大きさによっては宅急便サイズでの配送になり、配送先が遠方になれば配送料金も高くなるので、そうなると千円程度から数千円かかってしまいます。
配送料を別に設定するのか、送料込にするのかにも考慮して金額の設定をしていく必要があります。
4. 人気商品のリサーチ
どんな作品が多く出回っているのかをリサーチしてみるのも重要です。
多くの作品があるなかで、どのようなものに人気があって購入されているのかがわかれば、自分の作品も購入してもらえる可能性が高まります。 自分で作ろうとしている作品のジャンルをハンドメイドの通信販売のサイトで確認してみましょう。
どのような色や形が多いのか、どのようなデザイン性のものが売られているのか、値段はどの程度で設定しているのかなど、見るポイントは様々あると思います。
いくつかのサイトを見て自分が作ろうとしている作品と照らし合わせて、構想を練っていきます。
サイトによって商品表示の仕方は違いますが、人気順で探せるサイトもありますので、人気のあるデザインの傾向を知ることができます。
けれども、注意しなくてはならないことがあります。参考にした作品にあまりに似すぎてしまっては、相手の作品を真似したと思われて誤解を受けてしまう可能性も考えられますので、あくまで参考程度にリサーチしていきましょう。
5.値段を決める
始めのうちは、500円前後くらいの低価格の設定にして売れ行きを見てみましょう。
最初から数千円の値段で販売しても、お客様に知られていないうちは見向きもされないことも考えられます。 低価格で出品することで徐々に知ってもらえて気に入ってもらうことで、お試しで購入してくれるお客様が出てきます。 知名度が少しずつ出てきたら、金額を上げていくと、お客様が安心して作品を購入してくれるでしょう。
売り上げ状況を見ていき、お客様の動向を探りながら、徐々に金額を上げていくことをお勧めします。
6.利益をいくらにするのか
利益計算に大きくかかわってくるのが原価です。
材料を1個ずつ購入しようとすると割高になる可能性があります。しかし、卸価格で販売している場合、販売している単価は1セット500グラムや100個などと大量に入っていたりするかもしれませんが、1個あたりで計算すると通常150円のものが100円以下だったなんてこともあります。
まずは、様々なサイトや通信販売、ホームセンターなどをチェックして、最安値の金額をリサーチしていくと原価を安く抑えられます。
例えば、販売価格 500円(送料は含みません)のものを販売したとして
① 原価300円 利益が200円
② 原価150円 利益が350円
原価が安ければその分、利益になります。1個の販売だとわずかな150円の差に感じますが、10個売れれば1500円100個売れれば1万5千円と販売個数が増えれば増えるほど、利益が増えていくのは当然のことです。 利益が高い方が嬉しいですよね。自分のモチベーションを上げるためにも、材料代を抑えるための安価な材料探しはとても重要な作業です。
始めのうちは低価格の販売から始めるので、赤字にならない程度の値段設定にしておきます。そして、販売数に応じて徐々に利益の取れる値段設定にしていきます。
また、Aの作品はあまり利益が出ないけれど、Bの作品は材料代が安いから多めに利益が出るなど、トータルの売上金額が黒字になるように計画的に作品を作っていくのも良いでしょう。
やはり大きな利益が出たらやる気も出ます。ハンドメイド販売を継続的にやっていくためにも、自分のモチベーションが続くように、利益を確保できるような値段設定をしていきましょう。
7.販売サイトで出品する
おしゃれな印象のハンドメイド作品が多く、年代は20~40歳代の女性が中心に利用されている販売サイトが多いです。
売りたい人も買いたい人も集まりやすい場所なので、多くの人に作品を見てもらえるので、購入される可能性が高いのも魅力の理由です。 登録料はどのサイトも無料で出品は簡単にできます。
販売手数料は各サイトで変わってきます。1個売れるたびにかかる手数料ですので、この金額を参考にして利益計算をしていきましょう。
サイトによってはプロが多いサイトだったり、アマチュアでも出品しやすいサイトだったりと特徴があります。 そして、サイトによって出品している雰囲気も違っていますので、自分の作風がどのサイトのテイストに合うのかリサーチして、出品を検討して下さい。
また、BASEだと自分のネットショップを作ることができるので、好みのテイストに仕上げることができます。
振込手数料も各サイトで異なります。申請に応じて売上金額を銀行に振り込んでもらえるのですが、その時の売上金額に対してかかる手数料です。
事前に1個ずつの単価で利益を計算していたとしても、最終的な売上金額からさらに差し引かれます。 後になって、通帳の金額に記載されている振込金額が予想していた金額より少ないと驚いてからでは遅いので、事前に確認しておく必要があります。
登録料 ★ 無料
販売手数料(税抜)★ 9.6%
振込手数料 ★ 220円
登録料 ★ 無料
販売手数料(税抜)★ 10%
振込手数料 ★ 3万円未満:176円
3万円以上:275円
ジャパンネット 銀行:55円
登録料 ★ 無料
販売手数料(税抜)★ 20%
振込手数料 ★ 3万円未満:176円
3万円以上:275円
ジャパンネット 銀行:55円
登録料 ★ 無料
販売手数料(税抜)★ 3.6%+40円+3%(決済手数料込み)
振込手数料 ★ 2万円未満: 500円+250円
2万円以上:250円
まとめ
ハンドメイド作品を売るためには、材料選びから始めて次々と作品を作っていきます。楽しんで継続的にやっていくためには、ムリなく出来ることからやっていき成功体験を増やしていきましょう。 売れた時の感動は、それまでがんばってやってきた過程があったからこそ味わえるものです。 お客様の手に届くまでには、いくつもの工程があり、試行錯誤してみなければあなたに合うものはわかりません。 素敵なハンドメイド作品を作り、沢山のお客さんを喜ばせてあげて下さい。